Sさんが家を建てようと購入された土地は、道路に面する間口が狭く奥行きの長い、細長狭小敷地でした。設計打合せのはじめのころ、S夫人には健康不安があることをお聞きしました。家におられる時間が長いS夫人が、ストレスなく少しでも快適に過ごしていただける住まいをとの思いで設計・監理に取り組ませていただきました。Sさんご家族の幸せは、夫人が
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所沢のTさん宅。竣工して2度目の冬を過ごしています。2階部分が二世帯住宅の子世帯であるTさん家族のエリア。柱・梁の木組みをそのまま室内にあらわしたインテリアです。↓水平天井部分はロフトの床面。斜めに見えるのが、屋根の勾配なりにつくった天井です。この住まい、外壁と1階床には12cmの厚みでセルロースファイバー吹き込み断熱が施されて
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私勝見も理事として参加している特定非営利活動法人・フェーズフリー建築協会によるコンペ、「フェーズフリー住宅デザインコンペ」を今年も開催します。1月17日より応募登録を開始しており、ここでも告知いたします! 「災害時」でも「平常時」でも、安心して暮らせる住まい ~いつもの暮らしがもしもの支えに~ これがフェーズフリー住宅のキャッ
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東北の震災から、来月11日で7年が経過します。そして原発が爆発し、放射性物質を広範囲に撒き散らしてからも、同じ年月が流れています。汚染された環境の、主だったところは除染が進んでいる(環境省/除染情報サイトhttp://josen.env.go.jp/#map_on)とのことですが、その取り除いた汚染土の行き場については、やっとこ
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大規模リフォーム完成見学会 耐震/断熱/自然素材 生まれ変わった築53年の家 ●日時:2018年2月11日(日)10:00~15:00●場所:東京都三鷹市(最寄駅:JR武蔵境駅) JR中央線武蔵境駅より徒歩20分 武蔵境駅から京王バス武蔵小金井行きで5分~バス停井口新田下車徒歩5分※詳細は、お申し込み後にご案内します。 築5
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構造設計家の山辺豊彦さんが、また新しい本を発刊されました。「ヤマベの耐震改修」住宅の耐震改修術を、どちらかというと実務の初学者向けに書かれた感じでしょうか。この手の本としては珍しく、多色刷りでビジュアル度高く、理解しやすそうな誌面です。以前、解説用のプランの一つを提供させていただいたことがあるのですが、この本でもそのプランを使用
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先日20日(土)の構造見学会、無事終えることができました。建て主さんご家族も立ち寄られ、にぎやかな1日となりました。冷え込む曇天の中、お越しいただいた方、ありがとうございました!その際に「構造見学会」の取材を受けました。国産の木での家づくりを応援するポータルサイト「日本の木の家情報ナビ」http://www.nihon-kino
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構造用合板を使わず、無垢の木だけでつくる健康で丈夫な木の家の見学会を開催します。 所沢の木の家 構造&断熱見学会 2018年1月20日(土) 10:00~15:00 ご都合のよい時間帯にお越しください 場所:埼玉県所沢市 最寄り駅:西武新宿線航空公園駅より徒歩10分 *詳細はお申込後にご案内します。●申込み a.n
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年の瀬ぎりぎりでしたが、アトリエ・ヌック建築事務所の今年の仕事も無事区切りがつきました。年初から休む間もなく忙しかったものの、公私ともに充実した一年を過ごすことができました。現場に足繁く通ったなあと振り返ってみると、以下のような物件が動いていた一年でした。・筑波K邸の大規模改修の現場監理と引き渡し・杉並M邸の現場監理と引き渡し・
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築30年の鉄骨造の大きな建物を、親族から受け継いだ若い建て主さん。その一部の2LDK部分を、若い家族が暮らしやすい住まいに大改修しました。 ⇓竣工後すぐにお子さんが生まれ、明るく・暖かく・安心素材の中で子育てがスタートしました。その忙しい中、以下の言葉をいただきました。 ●家を建てて、リフォームして変わったこと。
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「茶壺房」-チャフウボウという名で、紅茶の卸を営んでいる建て主Aさん。お住まいと仕事に関わるスペースの改修を、何度にも分けて行ってこられた、稀有なケースです。12年の間に、5回のリフォームを行いました。その間、年に数度は伺って何だかんだとプライベートなことも長話し、少し飲んだりもしながら「女の生き方」論を交わし、といったことを長
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このトゲトゲの葉、ご存知でしょうか?杉の葉です。木材の部分とはまた違う、清々しい香りがします。杉の木に出会っても枝ははるか上の方にあり、地面に落ちているのは枯れた葉ばかり。こういうみずみずしい葉に触れる機会は意外にありません。先日都幾川にて、杉の伐採を見学しました。彩の森ときがわ協同組合と、木の家だいすきの会の共同企画のイベント
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構造材検査を行ったことを先日のブログ(柱・梁全数検査)に書いたO邸、無事上棟しました!大工さん3名と鳶さん3名の6人体制を、レッカーさんがサポートしました。二世帯住宅で面積は38坪強。朝から始めて作業終了は午後5時。職人さんたち、思ったより時間がかかったようでした。 概ね建ったところで、垂直直し。あちらこちら丁寧に見て行きます。
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大規模リノベを行った吉祥寺北町の家。引っ越されて3か月が経過し、カメラマン撮影をさせていただきました。ご夫婦ともに多忙で中学生の二人のお子さんもあり、片付けなど大変だったかと思うのですが、撮影を楽しみにしてくださっていました。カメラマンはお馴染み渡辺慎一さん。もう何軒お願いしているでしょうか。初めてお願いしたのが2012年、もう
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三鷹市の大規模改修工事、年内の完成に向けて進行中です。平屋部分の元座敷は、南隣家の影響で冬場は殆ど日照が無かったので、改修では屋根を架け替え、ハイサイドライトを設けました。 ハイサイドの部分は新たに居間となり、斜め天井の開放的な空間になります。思惑通り、高い位置から部屋の奥まで明るい陽が射しています。2階に無駄なスペースを生んで
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O邸、3週間後の上棟を前に、構造材の検査を行ってました。場所は、木材を供給いただく「彩の森ときがわ」の材木乾燥&集積施設です。測りやすいように、ユニックを使って材をずらりと並べておいてくれました。検査の目的は、材の「強度」「含水率(湿り具合い)」「節や割れの状況」を計測・確認することです。O邸は耐震等級2以上で設計しており、それ
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「建て主さんの言葉」3話目です。物静かで落ち着いたご夫妻と、スポーツと図工の得意な二人の小学男子。このご家族の家づくりをお手伝いできました。暮らしのイメージをしっかり持っておられ、私達にとっても色々な気付きをいただいたお住まいでした。 Sさんの家(higashimurayama)この家に暮らして約2年になりますが、 気に入ってい
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『建築知識』は、エクスナレッジ社の由緒正しき設計者向け雑誌です。9月号の特集は、「収納設計術」でした。「部屋ごとの収納設計術」のページのいくつかで、解説と事例提供に携わりました。設計のプロ向けですが、一般の方でも腰を据えて読んでいただければ、住まいを考える上で参考になる情報満載です!→amazon販売ページもうひとつ。三省堂『夢
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ここ数年、年に数回訪れるようになった日光栗山の土呂部(ドロブ)地区。鬼怒川温泉よりさらに奥の、ここ戸田からは車で3時間の行程。栃木県で最も寒冷な地域です。秋のこの時期は「茅ボッチ」づくりが行われます。「茅ボッチ」とは、刈り取った茅場の茅=ススキを保存乾燥のため円錐状に束ねたもの。人々の暮らしが、自然と共にあった昔。集落と森の間に
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先日、住宅の詳細調査を行いました。はじめの建築が昭和38年の平屋、その後47年と、平成15年に増築を行い、今は四十数坪の二階屋のボリュームの建物です。耐震補強をメインに、間取り変更・内外装刷新・設備入れ替えと、大規模な改修を希望されています。設計に当たり、特に躯体(基礎・土台・柱・梁・耐震要素)の詳細を把握する必要があるため、調
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