木の家を建てる設計事務所

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月別アーカイブ [ 2017年9月 ]

キッチン打ち合わせは楽し

設計進行中のTさん宅に、打ち合わせで訪問。「お彼岸なので、お二人と食べようとおはぎをつくりました」と言って出迎えてくださいました。お重に綺麗に並ぶ4色のおはぎ。定番の粒あんタイプに、黒ゴマ、きな粉、抹茶。どれも砂糖控えめで、素材の味が生きた出来栄え。美味しくいただきました。お二人ともフルタイム勤務で多忙なT夫妻、こんな手のかかるものを、時間を割いて作っていただいたかと思うと、美味しさも倍増です。時...[続き]

水切りかご考

自分で設計したキッチンを使いはじめて8年になります。機器類、シンク、カウンター、収納部など、少々の「こうすればよかったな~」はあるものの、概ね使い勝手よくいい付合いをしています。これまで、引出しの内容物入れ替えや、新たに加わった家電品や調理器具の置き場確保など、小さな模様替えを繰り返して今に至っています。食器洗いスポンジをいろいろ試してみたり、あまり使わない鍋に見切りを付けたり、なんていうのもあり...[続き]

フェーズフリー住宅シンポジウム 開催されました。

"いつもの暮らしが、もしもの支えになる" これは新しい概念である「フェーズフリー住宅」が目指す家づくりのイメージです。フェーズフリーとは、平常時でも災害時でも安心で心地よい生活を保つという考え方であり、そのコンセプトを住まいに取り入れたのがフェーズフリー住宅です。住宅も、災害対策だけに重点を置き過ぎると、重装備で高価、ややもすると閉鎖的なつくりの「防災住宅」となってしまいます。非常時の様々なフェー...[続き]

大平建築塾 ジャッキアップ!

長年(いったい何年?!、多分二十数年)続いている大平建築塾。長野県飯田市の山間に、昔大平宿という宿場がありました。伊那谷と木曾谷を繋ぐ峠に位置し、二つの谷を行き来する人が一晩を過ごした場所です。時を経て峠越えに宿泊は不要となり、エネルギー源は炭から石炭に代わり、大平宿は近代化から取り残されました。農業も林業も効率よく行えない場所で、住民への公共サービスに限界が生じ、昭和40年代に集団離村が行われま...[続き]
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