木の家を建てる設計事務所
設計進行中のTさん宅に、打ち合わせで訪問。
「お彼岸なので、お二人と食べようとおはぎをつくりました」と言って出迎えてくださいました。
お重に綺麗に並ぶ4色のおはぎ。
定番の粒あんタイプに、黒ゴマ、きな粉、抹茶。
どれも砂糖控えめで、素材の味が生きた出来栄え。
美味しくいただきました。
お二人ともフルタイム勤務で多忙なT夫妻、こんな手のかかるものを、時間を割いて作っていただいたかと思うと、美味しさも倍増です。
時間がかかるものなので、小豆は数日前に煮ておいて冷凍し、おはぎに仕立てるときにまた練り、と段階に分けて作られたそうです。
お嬢さんがいらっしゃる頃にはよく作られたとのこと。
これまでも度々、菜園の野菜を使った手料理、豆乳からつくる豆腐、種からつくるパンなど、いろいろおもてなしいただいています。
食事を通じて、食材のこと、道具のことなどもいつも話題に上り、T夫妻が〝食〟を大事にされて暮らしてこられたのがよく伝わってきます。
そんなT邸のキッチンの計画は、オリジナル制作キッチンです。
うちの台所を見ていただいたり、Tさんがずっと温めて来た事柄や、書籍で得た情報などをお話しいただきながら、打ち合わせを進めています。
今日は、背面の戸棚やコンロ下の部分の収納に何をどう置きたいか、お皿や鍋を計りながら検討しました。
新築計画に当たり、不要なものをどんどん処分され、本当に必要なものを残しつつあるTさん。
それでも鍋類やキッチンツール、調理家電などは多種に幅広くお使いで、それらを適所に収納するのが課題です。
私が使ったことの無いような道具や使い方があり、興味津々、楽しい打ち合わせをさせてもらっています。
これからどんどん詳細を詰めていきます!
おはぎの後のお口直しにと、麹の載ったお漬物もいただきました。
今度は新しい家のキッチンが、これら素敵な料理を生み出す場になることを想像し、ウキウキと帰路につきました。
ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
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埼玉の木と、アトリエ・ヌックの家づくりをもっと身近に感じていただけるよう、
カタログ「心地よい木の家を」を作成いたしました。
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