木の家を建てる設計事務所
構造材検査を行ったことを先日のブログ(柱・梁全数検査)に書いたO邸、無事上棟しました!
大工さん3名と鳶さん3名の6人体制を、レッカーさんがサポートしました。
二世帯住宅で面積は38坪強。
朝から始めて作業終了は午後5時。
職人さんたち、思ったより時間がかかったようでした。
概ね建ったところで、垂直直し。
あちらこちら丁寧に見て行きます。
しかし時間がかかったのはこれが理由ではなく。
通常の架構にはない登り梁(垂木)の落し込み作業があったためです。
91㎝ピッチで配する登り梁(垂木)は、ただ桁や母屋にに掛けるのではなく、
完全に背の分を落とし込んでいただきました。
この作業、足場の悪い中では結構やり難そうでした。
これは後々ご紹介する斜め張り仕様のためなのですが、この落し込みの段階で既に
予想以上に屋根架構が固まった感じです。
落し込んだ後は、端部は羽子板ボルト、棟部は引きボルトで締めて行きます。
それにしても、鳶さんも大工さんも身軽でバランス感覚が素晴らしい。
このM大工は60才近くのベテランですが、生まれながら大工の体を持っているように感じます。
レッカーがいるうちに、野地の無垢板、秘密の(笑)断熱材を上げてもらい、作業完了です。
上棟式のお清めは既に暗い中で。
Oさんの振る舞いによる直会では、鳶頭の大久保さんが「木遣り」でお返し。
Oさんご家族、おめでとうございました。
幸せな5人家族のお住まい、しっかり現場を見させていただきます!
<a href="//blog.with2.net/link/?1943500:1712"><img src="//blog.with2.net/user-banner/?id=1943500&seq=1" border="0"/></a>
ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
新築・リフォームのご相談、土地探し、耐震診断、既存住宅調査など、小さなことでもお気軽にお問合せ下さい。
埼玉の木と、アトリエ・ヌックの家づくりをもっと身近に感じていただけるよう、
カタログ「心地よい木の家を」を作成いたしました。
ご希望の方には、無料でお届けしますので、お気軽にご請求ください。