木の家を建てる設計事務所
朝、1階の柱立てから始まった建て方作業。
昼過ぎには2階の柱立てまで済んでいました。
残るは小屋梁とタルキです。
地上6mで、4寸(12cm)幅の桁の上に乗り、木槌を振り下ろすのですから、大工さんの運動能力・バランス感覚にはいつも感嘆です!
メインの長尺タイコ梁の架渡し。
桁・小屋梁も完了
ここで、躯体が垂直に組めたか確認。
チェーンを使って微調整します。
骨組みの段階で垂直を保つため、仮筋違いを打っておきます。
次はタルキ掛け作業。
桁材の上に等間隔で埋めてあるものは何か?
この家ではタルキに角材を用いています。
重量もあるので、桁に金物で留めるだけでなく、このように栓を嵌めることでずれやすべりを防止しします。
角栓なので屋根面の剛性を助ける働きもします。
上から叩かれて、気持ちよく嵌っていくタルキ。
棟が上がり、タルキを架け終え、無事建て方終了です。
明日は、屋根野地板を葺き、上棟式を執り行います。