木の家を建てる設計事務所
築20年経過するマンションの一室80㎡をリフォームした事例です。
床・壁・天井の内装を下地ごと取り払い、コンクリートむき出しの状態にまで解体した後、
一から間取りをつくり造り上げる、スケルトンリフォームと呼ばれる手法です。
窓と玄関の位置、住戸を縦につなぐ配管は変えられませんが、その他は自由な間取り、
自由な内装にすることが可能で、マンションリフォームと言えども、新築住宅に劣らない自由なリフォームです。
埼玉県産木材の杉板をふんだんに使ったインテリア
窓上の高さまでが杉板張り、その上の壁と天井は吹き付けるタイプの漆喰仕上げ
キッチンも杉無垢板づくり。ステンレスの厚板板金のカウンタートップと合せて
オープンなキッチンに立ち見渡す。対面式で手元を隠す立ち上がり部分に奥行きを待たせ収納に
小上がりのタタミコーナー一角。障子は両面に和紙を貼り断熱性を持たせた仕様
洗面所。杉材のキャビネットに、医療施設の処置室などで使われる大きな陶器製流しを組み込み
玄関部分を広く取り、接客でも作業でも融通無碍に使える土足使用のスペースに
改修前の室内
解体で、コンクリート躯体がむき出しのスケルトン状態