木の家を建てる設計事務所
築20年の戸建て住宅の部分改修です。
この家では、家族がもっとも長く過ごすのが食堂とキッチンでしたが、北側にある上に窓が大きく床断熱も施されていないため、
ひどく寒いのが悩みの種でした。床暖房を設置し、窓には断熱内窓をプラス、内装と機器類も一新して、
とても居心地のよい場所に生まれ変わりました。
他にも、トイレ・洗面台・浴室の機器を入れ替え、階段下収納の改修を行いました。
大きな窓があり北側でも明るいダイニング。内窓を入れたことで断熱性の問題をクリア。
シェードも自然素材の物に交換し、柔らかい雰囲気に
閉鎖気味で重々しかったタイル張りの対面部分を木のカウンター収納に造り替え。
奥に見える天井までの食器棚は容量抜群で、納戸に仕舞い込んでいた食器すべての収納が叶った。
キッチンのレイアウトを見直し、対面カウンターを移動したことで、ダイニングを若干広げることができた。
気に入っていた既存のオーク無垢材の床板はそのまま生かして施工。
対面収納、テレビ台、デスクを一つながりで。
食卓で行っていた書き物やパソコン作業を分けることができ好評。
L型だったキッチンをI型に。トータル長さは短くなったものの、キャビネット・吊戸棚(昇降式)
共に収納量増し、以前より使いよい。クリナップ:ステンキャビシリーズ
改修前の床下状況。断熱材無く、床板の裏面が見える。
床下から床暖房敷設+断熱材設置を行った。床下空間にゆとりがあったため可能であった方法。
改修前の食堂
改修前キッチン