木の家を建てる設計事務所
まずは、自分の暮しを振り返り、また共に暮らす家族の暮らし方をおさらいするところから始めましょう。といっても、「私は、ウチはフツーです。」と言う人がいるかもしれません。
けれど、この普通というのが何とも頼りなく、実態がないのです。
家族構成の似た友人の家族を思い浮かべて、自分の家族と見比べてみてください。
例えば、夫の帰宅時間が全く違うとか、洗濯物の乾かし方が天日干派か乾燥機派か、寝室は布団派かベッド派かなど、違う点がかなりあるはずです。
我が家の暮しがどのように行われているかを整理して考えてます。
すると、役割分担の具合や家族それぞれのクセや生活パターンがクリアに見えてきます。
我ながらこれはいい具合にいっているなと思える部分もあるでしょうし、反対に改善する必要を感じる部分も出てくると思います。
この、ささやかな我が家流の暮らし方を認識することが、自ずと家づくりの道標になってくるはずです。