木の家を建てる設計事務所
なるべく食卓に味噌汁を、と思っています。
家族に野菜をコンスタントに摂ってもらうのに、味噌汁は最適です。
その肝になる味噌。
決まった入手先もなく、場当たり的に購入していたのですが、
いつかは手作りしたいな~と思ってきました。
結婚以来ずっと自家製味噌を使っているという建て主のYさんからお誘いがかかり、その念願が叶いました。
この時期の、Yさん宅での味噌仕込み、今年で3年目になります。
3人が集まっての作業に先駆け、Yさんが、大豆、麹、塩を調達し、大量の豆を茹でておいてくださいます!
ですので、我々の作業は茹でた大豆を潰すところからが始まりです。
この機械↓、本来は肉を挽くミートミンサーです。
毎年Yさんがご友人から借り受けておいてくれるもの。
茹でた大豆を投入口に入れて、ハンドルをぐるぐる回すと、、、モンブラン状態になって出てきます!
つまり、面白いほど楽々な豆潰し作業。
私はこの方法しか知りませんが、聞くところによると普通は豆を潰す作業が一番大変なのだそうな。
これを味噌作りに使うことを思いついた人はすごいです!
潰した大豆に麹と塩をムラなく混ぜ、団子にして焼酎と塩で殺菌した容器にギュウギュウ詰めて行きます。
書いてしまうと簡単ですが、3家族分普通のお味噌と白味噌合わせて55kg分を仕込む。
3人で一日がかりの作業となりました。
白味噌は2か月後から、普通の味噌の方は10月くらいから食べられるはず。
15kgの味噌で、だいたい1年分が賄えます。
年に一度の大事なミッションを終え、一安心!
私は手土産に一昨日から漬け込み作った塩豚のブロック肉を持参し、
味噌仲間のJさんからは、手作り中華まんをお土産にいただき、
Yさんからは、家庭菜園の菜っ葉類をたくさんいただきました。
「間引きしたので、お宅でプランターでいかが?」と、菜っ葉の苗までいただいて帰ることに。
無駄にしてはならずと、翌朝早起きして無事植えつけることができました!
水やりを忘れないようにせねば。
手作りの楽しさを満喫した終末でした。
ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
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