木の家を建てる設計事務所

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床下地も無垢板で

2019/02/06

所沢M邸の工事が進んでいます。

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窓サッシも入り、床断熱も終わりました。

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断熱材は、いつものセルロースファイバー吹き込み断熱。
新聞紙を粉砕してできた綿が、布の層に12cmの厚みでしっかり充填されています。

その上に張っている床下地板は杉の無垢板。
合板が使われることが多い部分ですが、せっかくの調湿性の高い断熱層を活かすためには、無垢板がベストと考えます。
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腐朽にも強く、化学物質フリーです。

軒天(軒の出を見上げた部分)にも、板が張られました。
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板の端部分、数枚おきに見えるスリット。
屋根の給気口です。
IMG_3538.JPG

屋根裏や外壁の内部に入り込む湿気を速やかに確実に放出するため、通気層が設けられています。
通気がうまくなされるためには、空気の入り口と出口が必要です。
このスリットは、屋根の先端から空気を取り込む入口です。
プラスチックの既製品が使われることの多い中、この仕様は板に細長い溝穴を開けたスマートなつくり。
当麻工務店のオリジナルです。
目立ちませんが、防虫網もセットされています。

今日は建て主さんにもいらしていて、いろいろとご説明ができました。
出来上がると見えなくなってしまう箇所こそしっかりと健全につくっていることを確認いただけました。

埼玉県戸田市で木の住まいづくりに取り組んでいる、建築士夫婦の設計事務所です。

ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
新築・リフォームのご相談、土地探し、耐震診断、既存住宅調査など、小さなことでもお気軽にお問合せ下さい。

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