木の家を建てる設計事務所
古いガラスには、今どきのフラットなガラスには無い魅力がありますね。
現在も新しく生産されされている様々なデザインの輸入型ガラスも素敵ですが、この日本である時代にポピュラーだったガラスにも〝いい感じ〟のものがたくさんあります。
昭和40年代くらいまでに建てられた家を、解体して建て直す計画時には、そういった懐かしいガラスに出会えます。
家族と共に歩んできた前の住まいの思い出を何か残したい...そんな風におっしゃる建て主さんは少なくなく、私はガラスの再利用をお薦めしています。
昔はどこでも見られたガラスだけど、慣れ親しんだ建物が無くなる段になってみると、ちょっと象徴的で特別な存在に見えて来るように思えます。
室内の建具の明かり採りに使うと効果的です。
Oさん宅では、キッチン窓だったガラスを玄関の引き戸に入れました。
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このライン状のガラスはモールガラスと言って、よく見られました。
Kさん宅のリノベーションでは、古い本棚にはまっていたガラスを再利用。
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これも玄関引き戸です。
ヒシクロスというガラスで、こちらもとてもポピュラーなガラスでした。
KZさん宅では、玄関窓ガラスを間仕切りドアにはめ込みました。
横方向の幾何学柄のガラスでした。
「場所も建具も前と違うから同じガラスではないみたいだけど、40年住んだ家から少しでも引き継げてうれしいわ」
とのことでした。
ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
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埼玉の木と、アトリエ・ヌックの家づくりをもっと身近に感じていただけるよう、
カタログ「心地よい木の家を」を作成いたしました。
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