木の家を建てる設計事務所

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夏支度@内戸

2018/05/18

5月に入った頃、、内戸を網戸に衣替えしました!

マンションのドアを開けると、玄関というものが無く、すぐそこが打ち合わせコーナーとなっているわが事務所。
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狭いながらもテーブルとベンチを配置して、来客の方とここで打ち合わせをさせていただいています。
来客時以外には、模型作り、資料を広げての作業、ミシンかけ、子の勉強スペースになることもあり、重宝なスペースです。

出入り口ドアは、マンションによくある鉄扉でした。
RIMG0020.jpg
見た目も悪いし、断熱性は無いも同然のプアーな代物ですが、
集合住宅では出入り口は共用部とされ、基本取り換えることはできません。

で、リフォームの際に内側に木枠を設け、もう一つのドア、内戸を建て込みました。
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周囲の木のインテリアに合わせた無垢の框戸ですが、鏡板部分は、
ポリカーボネート中空版(商品名:ポリカツイン)を嵌め込んでいます。
鉄扉を開けたときに外の明るさを感じつつ、鉄扉より格段に高い断熱性を発揮してくれます。

この内戸があると無しでは大違いで、厳寒期では5℃以上の温度差が生まれるほどです。

ですが、今日の話題は夏支度でした。

陽気がよくなってくると、ドアや窓は開けておきたい派の我が家。
でも虫の侵入は歓迎できないし、猫たちが勝手に出ていくのも困ります。

そこでポリカーボネート中空版を外し、網を張ったパネルに入れ替える。
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IMG_0255.JPG
これが我が家の最初の夏支度です。

4月の頃には下段にポリカを残し、上のみ網に替える時期も。

パネルを入れ替えることで、季節を通して使える賢い内戸。
無粋な鉄扉をカムフラージュしてくれ、来客の皆さんにも好評です。

実はこれ、日本の伝統建具大阪障子から学んだ知恵なのです。







埼玉県戸田市で木の住まいづくりに取り組んでいる、建築士夫婦の設計事務所です。

ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
新築・リフォームのご相談、土地探し、耐震診断、既存住宅調査など、小さなことでもお気軽にお問合せ下さい。

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