木の家を建てる設計事務所
間取り検討の際に、殆どのお住まいで造り付けのデスクを提案します。
居間や食堂など、家族や主婦が長い時間を過ごす場所の一角に設けたデスクは、
どのお宅でも、あって本当によかった!と、最も喜ばれる場所の一つとなります。
●子どもの勉強場所
小さなお子さんのいる家庭では、子ども部屋でなくリビングで勉強が当たり前のようです。
食卓や居間のテーブルに勉強道具を広げて...といった光景が浮かびますが、食事時間になっても終わらず、
お母さんから「早く片づけなさーい」の声がけを毎日繰り返している感じでしょうか?
家事をする親の目や声が届く場所にあるデスクは、食事や家族のくつろぎと干渉せずに、宿題のできる場なのです。
階段下のスペースを利用したデスクコーナー。
キッチンに立つお母さんの目が届きやすい場所にあるのがポイント。
●デスクが家庭の情報司令塔
メールチェック、お天気や交通の情報、諸々の書類や写真データなど、パソコンの存在は
家庭事務においても欠かせません。スマホやタブレットの比重も大きくなってきたにしろ、
やはり家庭内で、その作業をする拠点があるとスマートです。
子どもの学校からの連絡書類や、家庭の重要書類、情報機器の充電器や出力機器など、ひとまとめに
置いておける場所としても必要です。
家事の合間に何度も立ち寄ったり、座ってしばらく作業するなど、デスク周辺は最も利用度の高い
場所になっています。
キッチン→裏回り→居間への回遊動線上に位置するデスクコーナー。
座っていても居間・食堂を見渡せる絶妙な位置関係にある。
●便利で重要なデスクコーナー、されど存在感無い方が快適!
居間にデスクを1台調達すれば家庭の情報コーナーが誕生します。
ただ、情報機器類や書類に文房具、本や辞書など、デスク周りには
思いのほかいろんな物が集まってくるものです。
このコーナーが役に立つ場所であるためにはやむを得ないことなのですが、
それが丸見えの状態では、居間や食堂の落ち着きを損ねることになります。
デスクコーナーは、その機能と同じくらい「在り方」が重要。
必要なデスクの広さや収納が確保され、どちらを向いて座るのか、その辺りがカギになってきます。
↓リフォーム前のYさん宅の居間の一角
既製のパソコンデスクと本棚が鎮座。
部屋を雑然とした印象にしている原因でした。
リフォームしたデスク周り
座っていても居間・食堂を見渡せ孤立しない位置関係に。
充分に収納を取り、雑然と見えそうなファイル類や機器類は居間から死角となるよう配置。
普段の多少の散らかりも、許せる位置関係です。
ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
新築・リフォームのご相談、土地探し、耐震診断、既存住宅調査など、小さなことでもお気軽にお問合せ下さい。
埼玉の木と、アトリエ・ヌックの家づくりをもっと身近に感じていただけるよう、
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