木の家を建てる設計事務所
竣工まで数週間となった吉祥寺の大規模リノベの家。
この終盤の時期、現場はさまざまな工種の職人さんが入れ替わり立ち代わり入り、目まぐるしく動いています。
停滞なく、手戻りなく、効率よく進めるため、監督さんの手配の見せ所です。
工事の順序がとても重要で、職人さんがかち合わないよう、またむやみに待たせないよう、材料の手配と併せ、とても気を使っているのがわかります。
最近は手掛けていませんが、施主直営工事のマネージメントの経験から、それがヒシヒシと伝わってきます。
この日も、外で板金屋さんがバルコニーに笠木被せなど最後の工事を行い、中では大工さんが、現場制作キッチン施工の最終段階。
前日までは左官屋さんが入って漆喰塗施工、その前はクロス屋さんによる和紙貼りが続いていました。
この後、壁・天井の仕上げが済むと、建具の建て込みに数日を要し、次は電気屋さん・水道屋さんによる器具付けが待っており、監督さんの気の抜けない日々が続きます。
数日前まで石膏ボードの状態だった壁天井は、漆喰が塗られ大変身。
住まいらしくなってきました。
玄関壁につつましいポイント。
アズレージョに倣って描かれたタイルを、漆喰で押えています。
キッチンキャビネットの、扉や引き出し前板を吟味中の大工さん。
杉材の木目の連続性を見ながら。
↓こういった巾はぎ板を、どう切って配置するか...
段ボールに割付け図(笑)!
次の次の週末(7/22・23)はいよいよ完成見学会です。
皆さん是非お越しください!
詳細は↓
https://atelier-nook.com/blog/2017/07/post-48.html
ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
新築・リフォームのご相談、土地探し、耐震診断、既存住宅調査など、小さなことでもお気軽にお問合せ下さい。
埼玉の木と、アトリエ・ヌックの家づくりをもっと身近に感じていただけるよう、
カタログ「心地よい木の家を」を作成いたしました。
ご希望の方には、無料でお届けしますので、お気軽にご請求ください。