木の家を建てる設計事務所
木工事がただいま進行中のHさんの家。
二度目のショールームめぐりにご一緒しました。
前回は、ユニットバスとトイレなど衛生陶器。
今回は、キッチンと洗面台、タイルです。
Hさんご夫妻と、近くに住むお嬢さんとそのまた小っちゃいお嬢さんも一緒です。
青山のサンワカンパニー東京ショールームで、設計で提案していた洗面台を確認。
バックの立ち上がり部分に水栓が付いており、水仕舞がよさそう。
ボウル一体のカウンター材質の人工大理石も、艶消しで悪くない質感です。
今回は定番の木のカウンター+陶器ボウルの組み合わせでなく、既成キャビネットの採用です。
が、このシンプルで無駄のないデザインが木の空間にもなじみそうですし、使い勝手も確認いただき、これで進めることに。
サンワショールームでは、通り土間のタイルも見ました。
Hさんの家では、玄関から居間の横を通り、パントリー、サービスヤードとつながる通り土間を計画しています。
この土間の床材選択は重要です。
色味、質感、堅牢性、手入れのしやすさ、諸々気になります。
Hさんが目を留めたのは、天然石モザイクタイル。
サンプルをもらって帰りました。
キッチンの方は、ステンレスシンクの大手メーカー「トヨウラ」が展開するオーダーキッチン「ファミリーベ」のショールームへ。
Hさんの家では、キャビネット部分は大工さんと建具屋さんが協同し無垢板で作製いただく計画です。
ファミリーべでは、人工大理石カウンター+シンクを見ました。
カウンタートップは、軽い食事のできる奥行きを持たせ、居間に対し完全にオープンな設計です。
人工大理石・コーリアンのたくさんのサンプルの中から、気に入ったものが見つかりました。
シンクは、ファミリーべ新製品のドレスシンクを採用します。
プレスシンクですが、厚みは1mmと、なかなかです。
シンク内のリブを利用した多様なパーツを、自分流の「流し仕事」に合わせチョイスするスタイルです。
手元に立ち上がりの無いオープンなカウンターキッチンでは、シンクの中の少し下がった位置でのパーツ展開は有効なようです。
重要な部分の製品選びも済み、Hさんにとっては、だんだん形の見えてきた現場進捗がますます楽しみになってきたと思います。
この後、現場では床張り、造作工事へと進んでいきます!
ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
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埼玉の木と、アトリエ・ヌックの家づくりをもっと身近に感じていただけるよう、
カタログ「心地よい木の家を」を作成いたしました。
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