木の家を建てる設計事務所

着工

実は地元戸田市内での新築は初めて(!)です。
これまではやってこなかった一軒の家の工事進捗リポートを、この家ではやってみようかな、と思い立ちました。
写真中心でざっくりと行きます(笑)。

■地盤調査
実施設計にかかる前、昨年のうちに行っていました。
SWS試験と表面波探査法の両方を行い、両試験とも軟弱地盤との判定。

SWS試験機
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表面波探査法の、地盤にレイリー波を送る起振機
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■上下水道引込
建物のなかった土地のため、水道の引込みと下水の取出しが必要でした。
このあとすぐ始まる地盤改良や基礎工事に水道は必須なので、真っ先に行います。
同日、仮設電気の引き込みも完了。

下水本管は深い位置に入っているため、道路の掘削工事も相当大掛かりとなる
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■地鎮祭
建物の築造を願い出、地の神様を鎮める儀式。
工事に関わる職人さんたちは、やっておいて欲しいと皆さん口を揃えます。

恰幅のいい蕨(わらび)の和楽備(わらび)神社神主さん
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■水盛・遣り方
まずは概ねの建物位置を、ビニールヒモで土地にプロットします。
次に基準のレベルを決め、遣り方(ヌキ板)を設置していきます。
この板上端から○○mm下がりが基準FL、といった具合に、高さを見ながら板を留め付けます。今後全ての高さの基準となる、大切な作業です。

カシラ:レーザーでレベル出し、指示
大工さん:遣り方(ヌキ板)を、建物輪郭から少し離して設置
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■地盤改良
直径60cm、長さ3.5m、33本の柱状改良を行いました。
柱状改良とは、セメントと土を攪拌して、任意の太さ・間隔で柱状に改良を行っていく工法。
少し腐植土を含む土質だったため、固化不良防止に専用のセメントを使用しました。

杭打機を使用し現場にて行う柱状改良
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■砕石敷き
基礎の下地として、フーチンやベタ下で柱状改良の頭を除いた部分に、砕石を敷きます。
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この後捨てコンクリートを打って、基礎配筋へと進んでいきます。

ナガミノヒナゲシが工事を見守ります。
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ちなみにこの家の工事は「施主直営方式」で進めています。

我々が手がけるこの方法を以前『住宅建築』に取材いただきました。
以下↓掲載記事です。興味ある方はどうぞ。
「今、直営方式を問う」.pdf

12ページありますので覚悟してお読みください!

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