木の家を建てる設計事務所

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電気工事

照明器具、換気扇、コンセントやスイッチのプレートなどの電気器具設置も、工事終盤の仕事です。
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とはいえ、この時点で設置場所を考えながら取り付け、というわけではもちろんありません。

照明器具なら既に壁や天井のボードに穴が開けられ、配線が顔を出しています。
スイッチ類も壁の中に配線ボックスが取り付けられた状態にまでなっているわけです。
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24時間換気扇とコンセント
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換気扇や給気口の屋外部分のフード取付も電気屋さんの仕事です。
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火災報知器
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天井に付ける場合は壁からの、壁設置の場合は天井からの離れ距離が法令で定められています。


書斎デスク上のアウトレット
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左の4つ口コンセントは全てアース付。パソコン関連の機器からの電磁波を逃します。
右のプレート左側は電話とインターネットの取り出し。ルーターを介して分岐し、左のLAN配線に送ります。既に仕込んだLAN配線は、カテゴリー6です。

将来2室に分割予定の子ども部屋は、天井付けのシンプルな蛍光灯を2ヵ所設置。
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入口にスイッチが付かないため、器具でプルスイッチ対応。
器用な電気屋さんの工作によります!

寝室ベース照明は天井中央付近にダウンライトを3灯並べて。
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ダウンライト用の穴あけは天井面への配線取り出しのタイミングで行わなければならないので、器具の品番決定は早めに。穴の大きさはΦ150とか、Φ125とか、器具によって異なります。

キッチンの天井はロフトの床板をそのまま露わしとしているため、照明配置は悩みどころ。
オープンなキッチンで、手頃な位置に器具の付けられる壁が無いため、やはり天井付けに。
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実は配線が少し露出しているのですが、極力目立たなく仕上がっています。
さすがいつもお願いしている新明電業さん、ポイントは押さえてくれています!
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工事終盤の照明設置は、設計した我々にとっても期待と不安のないまぜな瞬間です。
明るさが足りていたか、逆に多すぎなかったか、狙ったデザイン効果が表われたか、器具の見え方はよかったかなどなど。
これまでの経験で判断し決めているものの、器具を設置し、灯してみて初めてその結果が見えるのが照明ですから。
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この梁上の間接照明は、この家のハイライトのひとつ。
まっしろな漆喰の天井を照らし、落ち着いた明るさを放っています。


今後は、電力消費の縮小や重装備過ぎない電化計画、電磁波対応などと積極的に向き合いながら、建主さんの生活に即した照明や配線計画、マルチメディア対応などをブラッシュアップさせていきたいと思います。

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