木の家を建てる設計事務所

紙貼り

戸田の家では、七割がたの壁天井を漆喰で仕上ていますが、その他の部分には紙を貼っています。

職人さんの業種は「内装屋さん」。
いつもお願いしている練馬の斉藤商店さんは、元は経師屋さん、襖を貼る仕事が始まりとのことですが、襖の無い家が主流の中、いまは専ら壁紙や床のシート貼りがメインなのだそうです。
なので「内装屋さん」、です。
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紙貼りの下地は漆喰部分と同じ石膏ボードです。
貼り始める前に、ビス頭や継手部分をパテ処理します。
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紙全体に糊を塗る機械。
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糊は有害成分の少ない☆☆☆☆「アミノール」。
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紙は、、、もちろんビニール壁紙ではなく、機械で漉いた和紙壁紙です。
元々吸放湿性能を持つのが和紙ですが、さらに調湿作用のある粉体を漉き込むことで吸放湿性能を高めた「玉紙・さらり」は、アトリエ・ヌックの定番になりつつあります。
さらりのもう一つの特徴は、ゼオライトを使った点膜構造になっている点。樹脂膜によらずに撥水性を持つという、高機能壁紙なのです。
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ただ...、斉藤さん曰く「貼り難い紙」とのこと。
糊をつけると、ティッシュペーパーのようにハリが無くなるそうな。
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しかし、今回もキレイに貼っていただきました。

目透し貼りにして、天井にアクセント。
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コルクシート貼りも内装屋さんの仕事。

堀コタツの内部と、
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書斎のピンナップボード部分に。
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タタミの間の、襖と腰貼りも。
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腰の帯と連続させた襖の色貼り分け。
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紙貼り。建築には欠かせない技術です。
塗り壁とはまた違った「柔らかさ」がウリですね。

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