木の家を建てる設計事務所
5月3日憲法記念日。
今年は、これまで以上に改憲の声が聞こえるようです。
ちゃんと勉強し、注目し続けたいと思います。
向陽町の家、無事上棟です!
どっしりとボリューミー、貫禄ある木組みの家です。
3尺間隔の登り梁を落とし込み。これで上棟作業は終了です。
埼玉県ときがわの杉材を主に用い、手刻みならではの、伝統的継手仕口を駆使し組まれています。
見事な甲乙梁!力強さが見て取れます。
プレカットの躯体では、2階床梁の天端がフラットで、小梁が大梁ごとに分断されており、金物なしでは固まらないのですが、
伝統的な甲乙梁では、小梁も長ものを用いることができ、軸組だけでもしっかりとした構面となります。
紙に包まれている梁は、、、栗の曲り材。
この建物では、大きな荷を背負う梁は、杉でなくタイコ落としの栗材を用いています。
桁行7間、規則正しく連続する架構、美しいです、よね!
この架構は、すべて室内に露れる設計です。
漆喰壁を背景に、きっと映えるはず。
滞りない建ち上がりに感謝し、今後の工事の無事を祈り、鳶のカシラ、棟梁・設計者によるお清め。
このあと直会いでの、職人さんたちのホッとして誇らしげな表情に、こちらの気持ちもMAXに。
うれしい、うれしい一日でした。
ホッと安らげる無垢の木の家、家事がしやすくストレスのない住まい、光と風を感じる空間、健康負荷の無い自然素材の家、セルロースファイバー断熱の呼吸する住まい、高耐震住宅の設計を得意としています。
『家づくり至高ガイド』&『住宅リフォーム至高ガイド』(エクスナレッジ刊)その他、住宅に関する執筆多数。
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埼玉の木と、アトリエ・ヌックの家づくりをもっと身近に感じていただけるよう、
カタログ「心地よい木の家を」を作成いたしました。
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